90年代に「EAST END×YURI」名義で「DA.YO.NE」などミリオンヒットを出した歌手、YURI(44)が、20年ぶりにMAGiC BOYZとコラボで復活することが、デイリースポーツオンラインなどの記事でわかった。
EAST END×YURIとは
出典 up.gc-img.net
1990年代に活躍した、日本のヒップホップグループです。MC担当のGAKU、DJ担当のYOGGY、RAP担当のYURI、DJ担当のROOK-Tee(一時脱退)の4人で構成されるグループです。
1994年2月、東京パフォーマンスドールの市井由理の友人だったEAST ENDが、市井の新宿シアターアプルで行われたライブにゲスト出演。観ていたファイルレコード佐藤社長の鶴の一声で「EAST END×YURI」を結成。
1994年8月、デビューミニアルバム『denim-ed soul』から、1st Single『DA.YO.NE』をメジャー(SONY)よりシングルカット。当初のセールスは不調。その後、地方のレコード店の猛プッシュで火が付き、最終的にミリオンヒットを記録し、最高位3位を記録。また、「英語以外のラップによるCD売り上げ記録」としてギネスブックにも掲載されました。
1995年2月、ユニットとしての2nd Single『MAICCA -まいっか-』を発売。初登場3位。「DA.YO.NE」と共にベストテンにチャートインし、共に新語・流行語大賞にノミネートされた。この時点でROCK-Teeが方向性の違いにより脱退。
1995年12月、5th Single『ね』発売。大晦日には、第46回NHK紅白歌合戦に出場(ヒップホップグループとして初めて)。
1996年5月、6th Single『日曜の朝の早起き』発売。その後、ユニットとしての活動を休止。
YURIのプロフィール
- 本名:市井由理
- 生年月日:1972年12月20日(44歳)
- 出身:東京都
1990年(平成2年)、東京パフォーマンスドール(TPD)のメンバーとしてデビュー。TPDではフロントメンバーとして活動していた
1994年(平成6年)9月、篠原涼子、米光美保とともに東京パフォーマンスドールを卒業。同年からEAST END×YURIのメンバーとして活動を開始した。
1994年12月に上映された映画『愛の新世界』で銀幕デビュー、同映画中では格闘シーンも演じた。
1996年(平成8年)に2ndソロアルバム「JOYHOLIC」をリリース。「小泉今日子、ヒックスヴィル、かせきさいだぁ、ASA-CHANG参加によるソロ・アルバム。」となっている。
1997年(平成9年)にマキシシングル「furniture」をリリース。この作品をもって、表立った宣言なしに歌手活動を終了した。
その後、芸能活動を停止し、イギリス・ロンドンに語学留学。帰国後の1999年(平成11年)にファッションデザイナーおよびクラブDJのNIGOと結婚し、2002年(平成14年)に離婚したことがメディアで報じられた。
YURIの復活劇のきっかけ
平均年齢14.8歳の4人組ヒップホップグループ・MAGIC BOYZは、今年3月のDJイベントで「「DA.UO.NE」を流し、往年のヒット曲のパワーを実感。ヒップホップ界のレジェンドからラップを学びたいとYURIとのコラボを熱望しました。
しかし、97年に芸能活動を離れていたYURIは所属事務所もなく、連絡をとるのも一苦労、関係者にたどりにたどり、6月になってやっとコンタクトに成功しました。
主婦として小学校4年生の娘と暮らすYURIは、「オファーをいただいたときも、いろんな人伝えで偶然が偶然を呼んで、すごく運命的。お母さん業を何年もやっていて、音楽をやる気はなかったんですけど、話を聞いて面白そうだなと思って」と快諾。
復帰曲「パーリーしようよ」は、歌詞に「だよね…」が加えられるなど、遊び心あふれる作品。MAGIC BOYZのファーストアルバム、「第一次成長期~Baby to Boy~コラボしてたの!?盤」に収録されています。
7月のレコーディングでは、「(腕が)落ちました。こんなにできないんだ、と思った」とブランクに苦笑いだったが、すぐに勘を取り戻してライムを刻みました。
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