名古屋市で8月22日、同市港区の後援で毒キノコ「オオシロカラカサタケ」を取って食べた30代の男性3人が、下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えました。いずれも入院中で快方にむかっているそうです。毒キノコによる食中毒はこの10年間で約1500人、うち5人が死亡しています。この「オオシロカラカサタケ」ってどんなキノコなのでしょうか?

オオシロカラカサタケとは

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きのこ図鑑というサイトによるとこんな説明があります。

オオシロカラカサタケはカサの直径が5~25cm程の中型~大型のきのこで表面の色は名前の通り、白色。幼菌時は黄土色または淡い褐色をした表皮に包まれていますが、成長すると共に表皮は裂けて、カサの表面にササクレ状になって残ります。カサの形は幼い時は球形をしており、饅頭型に変化した後に、やがて平らに開いていきます。

ヒダは幅が広く、密に並んでおり、幼い時は白色ですが、やがて濁った青緑色を帯び、成熟すると暗オリーブ褐色に変色していきます。

ヒダは幅が広く、密に並んでおり、幼い時は白色ですが、やがて濁った青緑色を帯び、成熟すると暗オリーブ褐色に変色していきます。

オオシロカラカサタケの肉は白色ですが、傷がつくなどすると赤褐色に変色するという性質を持ち、やや、カブトムシのような土臭いニオイがあります。

オオシロカラカサタケは食べると嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒症状がでる、毒キノコです。

その毒性は強く、オオシロカラカサタケは食べた事で救急車で運ばれ、生死の間をさまよったという報告もあります。

なぜ食べられると判断したのだろう。

説明を読むと、成長段階によって、形状も色もかわっていくのですね。どの段階のものをたべられると判断して、食したのでしょうか。カサの大きさが最大25cmにもなるようです。あまり大きなきのこは、逆にこわいと思ってしまいます。ぎゃくに小さくってカラフルなのも怖いですね。

地味なきのこは安全という迷信があって、比較的地味だったオオシロカラカサタケを安全と判断してしまったのかもしれないですね。大きさも25cmまでそだってなかったのかも。

これから秋のきのこ刈りのシーズンですが、きのこに詳しく無い人は、かならず、詳しい人と一緒にいくことと、ハンディタイプのキノコ図鑑をもっていくことを必ず守って欲しいと思います。ただし図鑑だけにたよるのは禁物です。

最後に毒キノコの見分け方のウソを、東京都の食品安全情報サイトをもとにまとめたいとおもいます。

柄が縦にさけるものは食べられる……ウソ

毒キノコでも縦にさけるものもあります。

地味な色をしたキノコは食べられる……ウソ

毒キノコのほとんどは地味な色をしています。特に、キノコ食中毒の発生が多いクサウラベニタケ、ツキヨタケ、カキシメジなどは地味な色でいかにもおいしそうに見えます。タマゴタケのように色が鮮やかでも食べられるキノコもあり、色での判断はできません。

虫が食べているキノコは食べられる……ウソ

毒キノコでも虫はたべます。

ナスと一緒に料理すれば食べられる……ウソ

ナスの解毒作用が効果があるといわれてますが、効果はありません。

干して乾燥すれば食べられる……ウソ

毒キノコには効果がありません。

塩漬にし、水洗いすると食べられる……ウソ

毒キノコには効果がありません。

カサの裏がスポンジ状(イグチ類)のキノコは食べられる……ウソ

以前は、イグチ類のキノコには毒キノコがないと考えられていた時代もあるが、現在は「ドクヤマドリ」といった有毒種が見つかっている。