炎上ウォッチャーの山本一郎さんによると、真木よう子さんが、コミケ出店が抽選で当たってないうち、キャンプファイヤーで600万近いお金を集めたことで、Twitterで炎上がありました。ネットに詳しくない真木よう子さんをいいことに、キャンプファイヤーと、北尾修一さんが仕切っていたようです。記事を参考に調べてみましょう。

キャンプファイヤーと家入一真

家入氏1

キャンプファイヤーと家入一真さんに詳しく無い人もいると思うので、簡単に説明しましょう。

キャンプファイヤーは、クラウドファンディングの一つで、アイデアや、プロジェクトをもつ起案者がインターネットを通じて世の中に呼びかけ、共感した人から広く資金を集める方法です。クラウドファンディングの中では有名な物の一つです。

家入一真さんは、株式会社paperboy&co.を創業、29歳の時にジャスダック市場へ最年少で上場しました。現在は、連続起業家を名乗っており、複数の企業の創業者、役員をおこなっています。キャンプファイヤーもその一つです。

高校時代ひきこもりで、中退し、大検で美大にはいったことも結構有名です。

「現代の若者たちの駆け込み寺」(シェアハウス)として「リバ邸」を全国に作るなど、リアルやネットを問わず、カフェやウェブサービスなど人の集まる場を創っている。

都知事選出馬するも落選。政治団体「インターネッ党」を立ち上げ、政治活動を始めたが2016年7月29日現在活動を停止している。

今回の事件の顛末

今回の事件の黒幕は、太田出版『クイックジャパン』の発行人で、8月末に太田出版を退職し、そのCampFireに転職するといわれている、北尾修一さんだといわれています。

当初、3000万を募集しようと発案するも、真木よう子さんサイドから、そんなにかからないと、800万に大幅に下げられたようです。

その辺のやりとりをTwiterユーザーとやりとりしたDMが流出しています。

真木よう子を騙したのは北尾修一とCAMPFIRE?DM画像やプロフィール:2017.08.29

アカウント名が、「????騙された????」になって、その後、アカウントが削除されます。謝罪と、コミケからの撤退についての説明はあったものの、詳しい説明もなく、事務所からNGがでたのか、残念な終わり方です。

そもそもコミケに当選しなかった場合、集めたお金はどうなるのでしょうか。フォトブックのプロジェクト自体は、継続しているようですね。

真木よう子さんサイドは、「キャンプファイヤーからの打診」だったと説明しています。その辺をキャンプファイヤーは認識していたのか微妙です。北尾修一さんの仕掛けだったとしてもつめが甘いと思います。真木よう子でうまくいったら、次々と他の芸能人の写真集をコミケ向けに売り出そうという計画だったとすると、コミケもオタクもいいように利用されているだけという話になります。

キャンプファイヤーと、北尾修一さんも、キチンと事情を説明した上で、タレントが謝罪しているのと同時に、謝罪をすべきだったでしょう。きちんとコミケの文化を理解した上で、参加した、叶姉妹のような事例もあるわけで、叶姉妹と真木よう子を一緒にするわけにはいかないまでも、タレントをコミケから排除するというような流れを作らないよう注意が必要なのです。