石嶺香織・宮古島市議が、3月9日、自身のフェイスブック上で「陸上自衛隊が宮古島に来たら絶対に婦女暴行事件が起こる」と投稿、3日後に謝罪した上で撤回しました。辞職勧告決議案が可決されましたが、石嶺市議は辞職を拒否しています。

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シンポジウムの発言でも

4月の沖縄大学のシンポジウム「〈オール沖縄を越えて〉 島渡し 平和世論を世界へ」のパネリストとして呼ばれた石嶺市議。

「自衛隊員がたくさん来たら、居酒屋でバイトしてる高校生とか大丈夫かなあとか、女の子たち大丈夫かな、そういう不安があった」などと発言していたことが、明らかになりました。 

インターネット上では、「やっぱり反省してない」」「確信犯だな」などと非難する声であふれている一方、「正論だろ。何が悪いんだ」「自衛官の犯罪は実際、起こってる」などとする書き込みもあった。

石嶺市議はなにに危機感をもっているのだろう

沖縄は、そもそも軍隊について拒絶感をもっています。それは沖縄本土決戦のとき、自分達を守ってくれるはずの日本軍が、なにもしてくれなかったからです。

さらに、占領した米軍は、度々婦女暴行事件を起こしています。殺人マシンとして訓練された兵隊は、婦女暴行を起こしやすいと考えらる。からです。

自衛隊は、今まで災害派遣などの、平和活動で、本土では一定の支持を得ていますが、アメリカ海兵隊などとの訓練によって、殺人マシンとして訓練されてしまい、米兵同様に、婦女暴行を起こす可能性が高くなっているんじゃ無いのという考えだと思います。

ちょっと極端な考え方だと、個人的には思いますが、沖縄のひとが先の大戦で、地上戦でうけた苦しみ、その後の占領で受けた、屈辱を考えると、そう極端に考える人はいると思います。

石嶺市議の発言全文

私は、この基地配備されるということの不安は、もちろんその騒音とか事故とか、そういうのもありましたけど、宮古って高校生の子たちがけっこう居酒屋のバイトしてるんですけど、なんか自衛隊員がこんなにたくさん来たら、居酒屋でバイトしてる高校生とか大丈夫かなあとか、女の子たち大丈夫かな、すごいそういう不安はありました。

保育園のお母さんの友だちとか話していても、女の子が3人いるお母さんで、夫婦とも宮古出身の人なんですが、「基地が来たらこの島出なきゃいけないかもしれない。怖いよねえ」と言っていました。そういう感覚は女性たちの中にはあったんじゃないかなあという風に感じています。

熟考した考えではなく、直感的なもの

沖縄特有の軍隊への拒絶感、米軍にたいする屈辱感が、熟考した意見表明ではなく、すごく直感的な感覚で、あの様な発言に結びついたのだと思います。それが市議という立場で良かったのかというと、いささか問題が無かったとは言い切れないですが、逆に、直感的な不安感というものを、政治の場にあげることも必要だと思います。

とはいえ島嶼防衛はまったなし

いますぐ中国軍が、宮古島に上陸作戦を行うことは、あり得ないですが、尖閣のことを考えると、防衛ラインを上げておくことは、必要だとお思われます。そうやって、尖閣に対する日本の本気度を伝えることが重要です。そのためにも、現地に派遣された自衛官と、地元のひととが交流する場を設けて、おたがいのわだかまりを減らしていく必要があるとおもいます。