おひなまきとは、とこちゃんベルトでおなじみの青葉さんが提唱している、新生児を布でくるむおくるみの一種です。そのおひなまきを応用して、大人がくるまれて癒やされようというのが、おとなまきです。スワドリングとも言います。どんなものなのでしょう。
おひなまきってどんなもの
出典:アメーバーブログおひなまきには、以下の効果があると言われています。
- SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防
- 肺や筋力を育てる
- モロー反射を抑える
- ぐずりやグズグズを抑える
- ぐっり寝てくれる
おとなまきってどんなもの
おとなまきは、おひなまきを参考に考案したもので。顔の部分も残さず包んでしまうのが特徴です。出産後の肩や腰の痛みを和らげる、といわれており、静かなブームを呼んでいます。
ロイターの記事によると、講習会に参加したお母さんたちは、仰向けに寝て、膝を胸に抱えた状態で白い布にくるまれてました。スタッフがゆらすのを手伝ってくれると、ある参加者は、「体が温かく感じた。体験したことのない感覚で表現が難しい」と話してくれました。
おとなまきは、おひなまきと同じメッシュの布の大判のものをつかいます。通常はあぐらをかいて背中をまるくした人に薄いメッシュの布をしっかり密着させて巻きます。
肩や足で布を押しながら、左右前後に身体を好きなように動かしたり、じっとしたり、気持ちよく感じる動きや姿勢をしていると、体の緊張がほぐれ、身体のゆがみがとれたり、背中や腰、股関節の痛みが取れたりするそうです。
お腹の赤ちゃんのような姿勢でしっかり包まれることにより、布に身を任せ、体の芯から脱力することができ、体だけで無く、精神的にも深いリラックス効果があります。ほとんどの方が心地よく眠くなるのはそのためです。
一方、癒やしや痛み軽減の効果に疑問を持つ人もいる。あるカイロプラクターは、背中の痛みには医者に行くように勧めている。「リフレクソロジーやストレッチのようなものだとしても、それほどの効果があるとは思えない」と語った。
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