9月20日発売の「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で、ジョージ秋山氏が44年連載してきた「浮浪雲」(はぐれぐも)が完結を迎えます。同作は、1973年から連載を開始。江戸時代の宿場町で問屋を営む主人公。雲の活躍と、周囲の人々との暮らしを描きました。僕は、絵はみたことあるのですが、漫画は読んだことなく、ストーリーは全く知りません。どんな物語だったのか調べてみましょう。

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作品の概要

Wikipadiaによると、浮浪雲(はぐれぐも)は、1973年12月5日発売号〜、長期連載しているジョージ秋山作の漫画です。単行本は、2017年5月現在、110集まで発売されています。1978年と1990年の2回、渡哲也主演とビートたけし主演でテレビドラマ化されいます。1982年には劇場アニメ化されています。第24回(昭和53年度)小学館漫画賞受賞しています。

作品の背景

幕末時代の江戸・東海道の宿場町『品川宿』で問屋を営む「夢屋」の主人・雲(くも)は妻・かめ、11歳の長男・新之助(しんのすけ)、8歳の長女・お花(おはな)の4人暮らし。雲は仕事そっちのけでいつも遊んでばかりで、無類の酒好き女好きである。物事に執着せず、ふわりと生きる主人公の姿を中心に、動乱の世ではあるが、ささやかな庶民の家族や人間模様をコミカルかつシリアスに描いている。

主人公の雲は、元々は武士であったが、現在は品川宿の問屋「夢屋」の頭(かしら・現代で言う代表取締役社長)である。仕事は二の次で(漫画の中では仕事をしている描写は全くない)、何を言われても暖簾に腕押しであり、女を見れば老若美醜にお構いなく「おねえちゃん、あちきと遊ばない?」と決め台詞をやる事で有名。見かけは髷をきちんと結わず、女物の着物を身に着けた所謂遊び人の風体をしている。風習や物事に一切囚われず飄々としているが、実は柔軟かつ強靭な精神力を持つ。

また、老若男女を問わず、非常に人を惹きつける魅力を持ち、有事の際には「雲が一声掛ければ、東海道中の雲助が集まる」と噂されている。また、どのような形で知り合ったのかは不明だが、徳川慶喜に対して、寝転がりながらくだけた口調で話し、慶喜もそれを許すなどの交友関係を持っている。芹沢鴨との交流もあり「一緒に日本を変えないか?」という持ちかけに「あちきは浮浪雲なんでね、日本を変えようなんて気はありませんよ」と笑顔で返し、芹沢を黙らせた。

同時に居合い斬りの達人であり、滅多にその力を見せないものの、たまに両刃の仕込み杖を使った剣術を見せる事がある。その実力は底が知れず中村半次郎(のちの桐野利秋)や沖田総司等をも負かしている。

また作品には、また、勝海舟、沖田総司、近藤勇、土方歳三、清水次郎長、森の石松、坂本龍馬、楠本イネなど歴史上実在する人物も多数登場する。

最終話にあたって

編集部より「連載完結にあたり、ジョージ秋山氏がコメントすることはありません。44年間、1000回を越える連載、どの一話もいつもの一話で、どの一話も特別な一話。これが最後の一話です。皆さん、見届けてください」とのコメントも発表されました。

作品は、子どもの教育や夫婦間の問題、はたまた女性のくどき方まで、悩める現代人にもヒントを与えてくれる内容で、多くの支持を集めた。19号には、連載完結記念特別企画として「ジョージの“ことば”」も掲載。44年間に、編集者に、世間に、人間どもに、天才ジョージ秋山が投げつけた無数の“ことば”、その一部を紹介する。

どんな言葉が投げつけられるのでしょうね。